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 放射線 (実験器具紹介) 

放射線源は厳重な管理の元に使用されなければなりません。高校の場合も下のような表示のある保管箱を使っています。


これが放射線源です。上はα線を出すAm,下はβ線を出すPm。


その拡大写真。金属メッシュで中の線源が誤って落下するのを防いでる。
高校ではまだ危険なのは少ない方だと思いますが,それでも皮膚に直接接触させたり,口の中に入れたりしないように。

放射線検知装置

これはβ線γ線が測定できる。デジタルでカウンターに表示でき,また「カチッ」という音も出る。
放射線源を近くに置かなくても,結構カウントします。宇宙から来るものや地球内部から,また身の回りの物質からも放射線が出ていることが分かります(バックグラウンドですね)。

霧箱
放射線とくにα線やβ線を見るために,霧箱という器具があります。
霧箱を使ってα線の飛跡をとらえた写真です。


少しピントが甘いので,解説を入れたのが下の写真です。




別の日に撮影した写真です。


これも解説を入れたのが下の写真です。


霧箱のしくみは各自で教科書や参考書などを調べて下さい。


【おまけ】
僕が大学時代の実験で撮影した霧箱の写真。白黒写真ですが,スキャナで読みとりました。


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