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単振り子 (実験)
単振り子の周期は「糸の長さのルート」に比例し,「重力加速度のルート」に反比例する。
ということは,糸の長さを調節すると,周期1秒の振り子が作れたり,逆に周期を測って重力加速度を測定することもできます。
(1)周期1秒の振り子を作ろう
糸の長さ(厳密にはおもりの重心までの長さ)=重力加速度÷(4π2)
より,重力加速度を9.80m/s2とすると,
糸の長さ≒0.248m です。これで往復1秒の単振り子になります。
さあ,作ってみよう。ビー玉やパチンコ玉に糸があればできます。
(2)重力加速度を測定しよう
重力加速度=4π2L / T2 ただしL は糸の長さ,T は周期。
糸の長さを厳密に測り,周期は10往復の時間を10で割ると,精度が向上する。
この装置を作り,自分の部屋の重力加速度を測ってみよう。
あまり重いおもりを使うと,実験中にLが変化してしまい,良くない。
以上の結果をレポートにまとめ,また振り子の実物も添えて,提出して下さい。